1月18日の例会の報告
新年の挨拶にぎにぎしき中に沖縄料理の正月膳が運ばれ、今年のみんなの幸せを願って乾杯!2009年の「島唄同好会」はスタート。

《島唄同好会》    津波古勝子_e0040517_197955

本日のイベントは《ドイツへ渡った友好の絵葉書》(1994年4月NHK沖縄にて放映されたもの)の上映。内容は、明治44年宮古島で遭難したドイツ商 船を宮古島の人たちが命がけで救助。其のお礼にと60年後の昭和11年ドイツ国大使代理のトラウツ博士が來島した際のはなやかな歓迎行事の模様が如実に映 し出された。
そこから日独親善の絆が沖縄の子供達の絵葉書によるメッセージを通して結ばれたのである。その数617枚!我が二中出身者では、インタビューに応えて居られた34期の岩本兼一氏(故人)初め数名とのこと。
帰ってきた絵葉書の書き手を訪ねての番組構成で、意図的なドラマはなく淡々と描写される中に、かえてって人間の真実の姿が浮き彫りにされ、観る者の心を打つ。
絵葉書の絵の紹介では、当時の沖縄の小学生の表現力の見事さに目をみはった。
ボン大学に保管されている617枚の絵葉書は、沖縄関係者の訪独の折、偶然に取り沙汰されて日の目を見たという経緯も明らかにされ、一層の感銘をうけた。
さて、本来の「島唄」は、例によって先輩諸氏お気に入りの「十九の春」に始まり、数曲を楽しんだあと、今年度の選曲について話し合ったが、とり合えず長嶺氏の用意してこられた「島々清(かい)しゃ」を数回練習した。
ナカナカ ムチカサヌ。チャーガナイビーラ。
やがて「結まーる」のママさんのお心づくしのサーターアンダーギーがふるまわれ、懐かしい香りのシーミー(清明)茶で身も心も温まり散会した。
ヨーンナー イメンソーリヨー、とお声をかけながら・・・・今年もどうぞ宜しくお願いします。