「島唄会NHKテレビ放映をおえて」
9月21日敬老の日の晴れ渡る秋空の下、我が島唄会がいつもの「結まーる」で開かれた。参加人数は21名、テレビを見て横浜から駆け付けたと言う那覇高18期の山本さんも加わってふだんより賑やかに盛り上がった。
最初は15日のテレビを見てない人のためにビデオの上映があり、撮影に参加した人は良く纏まっていると改めて喜びをかみ締めていた。
来年の《二中・那覇高創立百周年行事》にビデオ参加も計画中とのことである。
8期を中心に長嶺さんのサンシンと会員の唄、それに泡盛の入ったユンタクで構成されたこの会は大変楽しく、気が向いたらふらっと出掛ける私のような者でも暖かく迎えてもらっている。
年齢の高い方の談話は一つ一つ沖縄を知る良い手がかりとなり、大いに後世への文化の伝承となり得る価値の高いものである。11月に行われる関東城岳同窓会の総会に向けて、「我は海の子の沖縄口バージョン」と19の春の替え歌「結まーる島唄会の唄」の2曲を練習する。
さてその前に方言に関する推敲が始まるが、なかなか決まらない。侃侃諤諤と論じ合った結果、ようやくサンシンに合わせて歌う。満足のいく良い歌詞に歌声も一段と高まり響き渡っていた。
次に上映されたハワイからのビデオはマウイ在住の沖縄の人によるシーサーの入魂式の一連のセレモニーであった。「かじゃでー風」の踊りも獅子舞も二世三世と思われる若い人達によるものであったが、英語の字幕がなければ地元で沖縄の人が演じている様に見える程見事なウチナー口と踊りであった。遠いハワイの地で沖縄の伝統文化である祭祀を厳粛に守り、執り行う様は心に響き、又嬉しくもあった。

今回の島唄会はとても内容が濃く、一段とランクアップしたかに見えた。このまま別かれるのが物足りなくて、久しぶりに会った同期の友を誘い二次会へと繰り出した。

島唄同好会・9月例会報告 e0040517_10415632