NHK放送番組のご案内

NHK教育TVに「知るを楽しむ」と言う番組があり、歴史に好奇心《江戸グルメ考》、(上流から町人まで皆がこぞって楽しんだ「江戸の味」をさぐる)、のシリーズがあります。
我が関東城岳同窓会会長山路安清さんが、7月17日22:25~22:50(再放送:7月24日05:05~05:30)の番組向けに、NHKの取材を受けた。
お話の主題は「タケノコ(筍)飯」。

と、山路さんからお聞きした話ですが、何故山路会長が筍??
私の好奇心がうずき、少しばかり山路家について調べてみました。

18 世紀後半~19世紀初めにかけて回船問屋で成功を収めた山路次郎兵衛は、別荘のあった目黒~品川界隈の農民の貧しさを目にし、何とかしてあげたいと思案を 重ねる。ある時薩摩藩お屋敷の筍に出会う。《琉球経由》で入手した孟宗竹を大事に栽培して収穫した筍です。当時は大変な貴重品で、薩摩藩では当然門外不出 扱い。知恵を絞り努力を重ね、やっと幾株かを入手する。其れを戸越村~目黒の農家に広め、昭和初期まで其の辺りは筍の名産地であったそうです。
我が関東城岳同窓会会長、山路安清は山路次郎兵衛から数え6代目に当るとのこと。
次郎兵衛は何代か後に筍と同じルーツの琉球から後継者を迎えるとは夢にも思わなかったであろう!!
「タケノコ飯」のお話に、このように壮大な地理的、時間的背景があることを思いつつ番組を観て頂きたいと思い、番組のご案内をします。

那覇高8期 島唄同好会 長嶺紀晃