関東在住の沖縄県立二中・那覇高校卒業生の親睦・再会・出会いの場
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同窓会報一覧

NHK 『こんにちは いっと6けん』の放映に寄せて 那覇高校8期 長嶺紀晃 (同窓会報第十号)

「流れゆく川のように、時代は移り、人も変わる。その後に一つの歌が残り、過ぎゆく季節の記憶を奏でる。」 NHKのラジオ番組、五木寛之の「わが人生の歌語り」の冒頭のフレーズです。 私事ですが、七十余年もの流れの中で、ある時点 …

米占領軍に戦後を託された男(1) 「沖縄民生府」初代知事・志喜孝信 (同窓会報第十号)

米軍が日本軍との戦闘中から、その行方を探し求めた男。敗戦の混乱期、茫然自失の県民の求心力となって、郷土再建に取組んだ二中中興の祖・第四代校長・ 志喜屋孝信。本稿は、未だ戦闘の続く中、教え子達が繰り広げた志喜屋先生救出のド …

米占領軍に戦後を託された男(2) 「沖縄民政府」初代知事・志喜屋孝信 (同窓会報第十号)

*米軍の対住民政策* 沖縄県民にとって最大の悲劇は、日本軍が非戦闘員である沖縄県民を護るための軍隊ではなく、米軍の日本本土侵攻を食い止め るための軍隊だったと言うことです。非戦闘員の保護対策については、全く無きに等しいも …

米占領軍に戦後を託された男(3) 「沖縄民政府」初代知事・志喜屋孝信 (同窓会報第十号)

彼は宣撫班を指揮し情報収集のため避難民収容所を精力的に回ります。その調査の過程で丸本中尉は信じ難いことに遭遇します。彼が各収容所で面接した沖縄 人のほぼ全員が“最も人望のある人は志喜屋氏である”と口をそろえたのです。米軍 …

米占領軍に戦後を託された男(4) 「沖縄民政府」初代知事・志喜屋孝信 (同窓会報第十号)

*「沖縄民政府」の誕生* 米軍政府の申し入れを受け、早速、諮詢会では各収容地区を「市」と位置づけ、その市が行政機構として機能すべく検討を重ねた結果、9月20日と25日に、それぞれ各地区の議員および市長の選挙を行うことを決 …

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